今回の記事では「腕時計の自動巻きとは」について解説します。
腕時計の自動巻きとはどういう意味?
自動巻きの腕時計の正しい使い方は?
自動巻き腕時計の巻き上げる方向、回数は?
自動巻き腕時計のメリット、デメリットについて知りたい!
こういった疑問に答えます。
自動巻きの腕時計の仕組みとは?
そもそも腕時計のムーブメント(動力)には2種類あります。それは手巻きとクォーツです。
手巻きはその名の通り、手で巻き上げることで巻き上げが解除されるまでの間動き続けます。
クォーツは日本語で電池の意味で、電池の寿命がくるまで動き続けます。
クォーツの腕時計の代表は下写真のようなG-SHOCKです!
自動巻きというのは手巻きに分類されます。手巻きの進化版が自動巻きという認識です。
自動巻きの腕時計は、腕時計自身が動いた際のわずかな振動で自分自身でゼンマイを巻き上げてくれます。すなわち日常で腕時計を着用していればその際の揺れで巻き上げてくれて、着用していれば半永久的に動いてくれるということです。
もちろん自動巻き腕時計は手で巻き上げることもできるので、
①手で巻ける+②自動でも巻ける の二刀流ということですね!
現在ほとんどの高級腕時計は自動巻きです。手巻きの腕時計は古い廃盤モデルなどに多いです。
自動巻き腕時計のメリットとは?
・毎日手で巻き上げる必要がない!
手巻き時計とは異なり、自動で巻き上げられるので長時間時計を使用し続けることができます。
これによりほぼ毎日つけるのであれば、毎朝巻き上げる必要はなくなります!
日常的な動きで充電できるのはかなり大きなメリットです!
パワーリザーブ(一回のフル充電から動き続ける時間)は40-50時間くらいのものが多いです。
自動巻き腕時計のデメリットとは?
・手巻き時計より少し重い
手巻き時計に加えて、自動巻きのムーブメントも搭載しているので、自然と重くなりがちです。
最近は、かなり軽量化されたモデルが多いので、実際に着用して重さを確かめてみましょう!
自動巻きの腕時計の正しい使い方とは?
・自動巻き腕時計の巻き上げる方向
時計によって巻き上げる方向は異なるので説明書を読むことをお勧めします。
時計にはリューズを左右どちらに回しても巻き上がる両方向巻き上げ。
左右どちらかに回転させて巻き上げる左方向巻き上げ、右方向巻き上げ があります。
現在は両方向巻き上げの腕時計が多いですね!
逆に回してもゼンマイが巻き上がらないだけなので心配する必要はないですが。
・自動巻き腕時計の巻き上げる回数
巻く際にはまずは、手で巻き上げます。これは手で巻き上げる方が振るよりも効率が良いためです!
完全に時計が止まっている状態からなら30回ほどゆっくり巻き上げましょう!
一般的には50回ほど巻くとフル充電されると言われています。
フル充電以上に巻き上げてしまっても、壊れないようにスリップ機能もあるので心配しすぎることはないです!
その後に時刻を合わせて着用しましょう!
・強い衝撃を与えず、水、磁気に近づけない!
当たり前ですが、腕時計は工芸品でもあるため、強い衝撃には注意が必要です。
また水、磁気にも近づけないようにすべきです。
磁気に近づけるとどうなるか?についてのサイトはこちら(外部リンク)
最近は磁気に強い自動巻き時計が多く登場しています。ロレックスのミルガウスなど。
日常使いでは磁気はあまり気にする必要はないかもしれません。
時計には愛情を持って接しましょう!
自動巻きの体験談!驚異の稼働時間!
自分はハミルトンの自動巻き時計を所持しているのですが、一時期全く着用せず、完全に針が止まってしまった時がありました。
その際に手で巻き上げずにただ腕につけて15秒ほど家の中を歩き回ると、なんと時計の針が1分ほど動き続けたのです!
自動巻きのムーブメントはほんの少しの揺れでもかなり動いてくれることがわかるエピソードですよね!正直手巻きと自動巻きの腕時計では普段使いでも稼働時間にかなり差はあると思います!
最後に
筆者は実際に見て選ぶことをオススメしています!
実際に見て、付けてみると印象が変わる場合もあります。リューズの回し方や付け心地など、現実でしかわからないものもあります!
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それではマコトの腕時計でした!
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