本記事では男性用の腕時計のケースサイズ
選びの必須知識をまとめています。
同じデザインのモデルで2つ以上のサイズで
迷っている人に特に読んで欲しい内容です。
筆者も腕時計のサイズ選びで一度失敗した
ことがあり、当時知っておきたかった知識
を全てまとめました。
ぜひ最後までご覧ください。
ケースサイズ選びで知っておきたい基本知識
ケースサイズとは?
そもそもケースサイズが何の大きさ
を示しているかを解説します。
一般的にケースサイズという場合
丸型腕時計の横幅の直径を指します。
なおこの際にリューズ(回すところ)
は含まないことに注意してください!
一般的に腕時計のケースサイズは男性の
場合36-45mmになります。これは
小さいのと大きいので面積に直すと
1.5倍ほどの差が生じます。
数mmの差ですが印象はかなり異なります。
ケースサイズが合わないと見た目が
ちぐはぐな感じになりますし、手首下で
違和感を生じる可能性もあります。
手首の横幅に合わせたサイズ選び
平均的男性の手首の横幅は6cm程度です。
そして腕時計は手首の横幅の6-7割程度の
大きさが良いとされています。
これを踏まえると
6cm×6=36mm、6cm×7=42mmより
40mmぐらいの腕時計が日本人男性の
平均的サイズとわかりますよね。
実際に40mm前後のサイズの腕時計が
市場には多く流通しています。
ただ腕の大きさは個人差がありますし、
後述する使用シーンによっても
最適なケースサイズは変化します。
腕時計のケースサイズの目安
身近にあるもので説明します。
1円玉の直径は20mm
100円玉の直径は22.5mm
500円玉の直径は26.5mmです。
これを参考にすると目安がわかると思います。
40mmなら1円玉を横に2枚並べたくらいです。
使用シーンに合わせたサイズ選び
また使用シーンも考慮する必要があります。
例を挙げるとドレスシーンなどでは43mm
などの大きく派手な腕時計は不向きです。
一般的にかっちりしたシーンでは小ぶりな
サイズの腕時計が、カジュアルなシーンでは
大きめのサイズの腕時計が好まれます。
このように腕時計のケースサイズ選びは
着用感や使用シーンなどから総合的に
判断する必要があります。腕時計を決める
ときにはモデルのデザイン選びの次に
考慮すべき要素と言えるでしょう。
腕時計ケースサイズごとの特徴
以下では各サイズのメリット、
デメリットを詳しく解説していきます。
(見出しの中にないサイズは上下の
見出しの中間的性質と解釈してください)
36mm-38mmの腕時計
36mm-38mmの腕時計は男性用の
腕時計の中では小さめに分類されます。
ものによってはユニセックスデザイン
となっている腕時計も存在します。
そのため恋人や夫婦で共有すること
も可能な大きさです。手首が細い男性
にもフィットするサイズ感です。
36mm-38mmの腕時計の印象としては
サイズこそ小さいものの上品で賢そうな
印象を与えます。袖口から少しだけ
腕時計が光る姿がかっこいいです。
36-38mmの腕時計はドレスシーン
やビジネスシーンで特に活躍します。
ただ日常で着用しても一切邪魔にならず
どんなコーディネートとも合わせられる
ので意外と汎用性が高いのが特徴です。
36-38mmの腕時計はドレスウォッチに
特に多くみられます。
ドレスウォッチは黒革が基本となります。
セイコー39mmSBXY035はこちら
40mm-41mmの腕時計
40mm-41mmの腕時計は日本人に
最もフィットするサイズです。腕との
バランスも良く、実用性が高いです。
現在の腕時計のモデルのほとんどが
40mm付近のサイズを出しているので
困ったらこのサイズを選んでおけば
間違いはありません。
40mm-41mmの腕時計は真面目で堅実
な印象を与えます。平均的な大きさなので
変な印象を与えることもないです。
40mm-41mmの腕時計はビジネスシーン
やカジュアルシーンで活躍します。大きさ
が平均的なので全てのシーンで着用可能
と言えます。40mm-41mmの腕時計は
ビジネスウォッチに多くみられます。
セイコー40mmSBTM225はこちら
43mm-45mmの腕時計
43-45mmの腕時計は日本人にとっては
少し大きめとなります。ただ大柄で
腕が太めの男性にとっては丁度良い
大きさとなります。逆に小柄な男性が
着用するのはあまりオススメできません。
43mm-45mmの腕時計は「頼りになる、
男らしい」といった印象を与えます。
腕時計自体の美しさがそのまま相手に
伝わります。傲慢な印象にならない為に
振る舞いには注意しましょう。
43mm-45mmの腕時計はビジネスシーン
からカジュアルシーンのややカジュアル目
で活躍します。43mm-45mmの腕時計は
ダイバーズウォッチやスポーツウォッチに
多くみられます。デザイン次第では
43mm-45mmサイズであってもスーツと
合わせることは可能です。
セイコー45mmSBDC083はこちら
腕時計ケースサイズのまとめ
腕時計ケースサイズ選びは難しい…
以上のように腕時計のケースサイズ選びで
考えるべき要素はたくさんあります。
人によって手首のサイズ、好みの大きさ、
着用シーンが異なるので一概にどのサイズ
が良いとは言えないのです。
実際に手首を測って、実物の腕時計を着用
してみて比較するのが良いと思います。
実際に測って確認してみよう!
左:38mm 中央:40mm 右:42.3mm
まずは自分の手首の横幅を測ってみて、
適正なサイズ感を確認してください。
その後に着用シーンや、腕時計のデザイン
を想像して、小さめにしたり大きめにする
など微調整することをオススメします。
皆さんの時計選びが
上手くいくことを祈ってます。
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